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板金塗装しない車のへこみ修理デントリペアとは

ペイントレス・デントリペア

ペイントレス・デントリペアとは、車のボディー(金属部分)にできてしまったへこみ(一般的に直径10cm程度までのもの)を無塗装で修復する修理方法です。
基本的な方法は、へこみの裏側部分を棒状のリペア工具で細かく丹念に押し出して修復するという方法です。この方法は、細かい修正をするのに適しているので、経験を積んだ技術者が施工するととてもきれいに仕上げられる方法です。ただ、リペア工具がへこみの裏側までアクセスできないと用いることのできない方法でもあります。

40〜50種類程度あるリペア工具の中からその条件にあったものを選択し、ボディーの隙間からヘコミの裏までアクセスさせてリペアを行います。



また、補助的な方法として、へこみの表側部分に特殊な引き出し器具を取り付け、それを引っ張り出して修復するという方法があります。この方法は、主に、リペア工具がへこみの裏までアクセスできない時(通常のデントリペアができない時)に用いられます。ただ、細かい修正をするのには適さないため、この方法のみで仕上げるには限界があります。

なお、これ以降、当ホームページ上では「ペイントレス・デントリペア」という単語を単に「デントリペア」と表記してありますのでご了承ください(実際にそう呼ばれることが多いです)。

デントリペアができるへこみ・できないへこみ


■デントリペアができるヘコミ

まず、通常、上記で説明したようにリペア工具がへこみの裏側までアクセスできるへこみということが前提になります(詳細については次ページに説明があります)。
また、対応できる「へこみの状態」についてですが、主な対象は「エクボへこみ」と言われる小さなへこみですが、ヘコミやすい場所(軟らかい場所)の場合には、「直径10cm程度の大きなもの」にも対応できます。一方、硬い場所の場合には、軟らかい場所に比べると対応できる大きさは小さくなります。したがって、デントリペアができるヘコミの大きさ・深さは、ボディーの軟らかい場所と硬い場所では違うということになります(詳細については次ページに説明があります)。

■デントリペアができないヘコミ

上記で説明した内容もあわせて以下のような状態になります。

  • ・リペア工具がアクセスできない場所のヘコミ(次ページを参照してください)
  • ・当店基準外の状況の大きさ・深さのヘコミ(次ページを参照してください)
  • ・特に大きいヘコミ・特に深いヘコミ
  • ・バンパーなどの非金属部分のヘコミ
  • ・角や縁のヘコミ
  • ・以前板金塗装をして、パテが入っている場所のヘコミ

■塗装が傷んでいるヘコミについて

デントリペアには塗装工程がありませんので、塗装が傷んでしまっている部分の補修塗装はできません
なお、下地が見えていない浅い傷がある場合は、コンパウンド(傷消し剤)等でほとんど目立たなくできるのでリペアするにあたってまったく問題ありませんが、下地が見えているような深い傷がある場合には、状態がひどくなければヘコミだけの修復は可能ですが、塗装のヒビ割れや傷の面積がヘコミ内で広範囲に及ぶ場合などは対応できなくなります。

なお、デントリペアができるへこみ・できないへこみについての詳細は、「デントリペアの詳細」をご覧ください。

デントリペアに向いているヘコミ・向いていないヘコミ


■デントリペアに向いているヘコミ

主に、車が止まっていた状態で、何かがぶつかってできた場合ものです。

  • ・隣の車のドアによるもの
  • ・野球ボールやサッカーボールによるもの
  • ・自転車やバイクによるもの
  • ・雹害(ひょう害)によるもの(雹害修理をお考えの方はこちらへ

■デントリペアに向いてないヘコミ

主に、車が動いていた状態で、何かにぶつかってできた場合ものです。

  • ・ガードレールや電柱によるもの
  • ・事故によるもの

精度の高いきれいな仕上がり

デントリペアによるへこみの修復は、板金塗装をしないので不自然さがなく、「とてもそこにへこみがあったとは思えない」と感じるほどきれいに仕上がります。
また、リペアした表面がボコボコしていることもありませんし、板金塗装のように年月が経つと修復箇所が変化してしまうこともありません

この画像は、三菱・ディアマンテワゴン/左リアドアのヘコミ(縦5cm×横5cm程度)を当店が施工した時のものです。



拡大画像をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください

「へこみができる」ということは、鉄板の「曲がり」と同時に鉄板に「延び」が発生してしまいますので、単に裏から叩いたり表から引っ張り出すだけでは大体は直ってもゆがみや延びてしまっている分は修正できません。

デントリペアの場合、へこみの裏側から細かく何回にも分けて押し出し、また、必要に応じて表側から特殊なポンチで叩いたりもして、ゆがみや延びている分も修正しながらへこみを修復します。さらに、見る角度・方向を変えながら仕上げていくので、どのように見てもきれいな仕上がりになるのです。

作業時間が短く出張修理が可能

エクボ状の小さなものならば、30〜90分程度の短時間の作業時間です。
また、駐車場へ家庭用電源を引くことができ、一般的な広さの駐車場があれば出張修理ができます(サービスエリア内は出張費無料で承っています)。
なお、当店は基本的に出張修理専門ですが、「電源が引けない」「出張エリアから外れている」などの方で修理をご希望される方には、持ち込み修理の対応もしています。

なお、出張修理・持ち込み修理についての詳細は、「修理作業、出張について」をご覧ください。

料金はリーズナブル

デントリペアは作業時間が短く、材料費がかかりません。そのため、板金塗装する場合の1/3〜1/2程度の低料金です。
例えば、よく出来てしまう500円玉程度までのエクボ状のへこみは、当店なら¥10,000〜15,000程度の料金です。

なお、当店の施工料金についての詳細は、「当店の施工料金について」をご覧ください。

デントリペアのメリットとデメリット

以上説明してきたことからもわかると思いますが、デントリペアには従来の板金塗装にはないメリットが沢山あります。その反面、万能ではないというデメリットもあります。それらをまとめると、以下のようになります。

■メリット


  • ・板金塗装せずに修復できる(下取り査定に影響しない)
  • ・年月がたっても修復箇所が変化しない
  • ・料金が安い
  • ・作業時間が短く出張修理ができる
  • ・ゆがみがなく自然でキレイに仕上がる

■デメリット


  • ・ヘコミの場所・状態によってはリペアできない
  • ・大きなヘコミには向かない

以上のようになります。つまり、へこみを修理する際にはこれらをよく踏まえていただいて、デントリペアと板金をうまく選択し使い分けていただくのが最善ということになります。



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