まず、できるだけ正確なへこみの状態を確認してみてください
デントリペアのご利用をお考えの際には、まず、お客様ご自身でできるだけ正確なへこみの状態を確認してみてください。
■大きさの確認
|
右の画像のように、へこみから1メートル程度離れ、横または上から30度程度の角度をつけて、へこみの部分に垂直なもの(フェンスや電柱等)を映しこんで確認してください。
なお、特に白・淡い色の車の場合には、陽射しが直接当たる場所では正確に確認できないのでご注意ください。
右の画像のへこみは、正面から確認した場合には縦3cm×横3cm程度にしか見えませんが、画像のような見方で確認すると実際には縦5cm×横5cm程度もあるへこみだと解かります。
|
|
■深さの確認
浅いへこみとは・・・
へこみがあることが角度をつけて見ないと確認しづらいもの、また、へこみを指先でなぞると「へこんでいる」という感触がわかりずらいのものを言います。
深いへこみとは・・・
へこみがあることが正面から見ても確認できるもの、また、へこみを指先でなぞると「へこんでいる」という感触がはっきりわかるのものを言います。
デントリペアができるへこみの状態と仕上がりについて
デントリペアができるへこみの大きさ・深さは、ボディーの軟らかい場所と硬い場所では違ってきます。その詳細が以下のようになります。
|
デントサイズ小 |
デントサイズ中 |
デントサイズ大 |
浅い |
深い |
浅い |
深い |
浅い |
深い |
1 |
平らな場所、カーブが緩やかな場所 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
○ |
2 |
カーブがきつい場所、角度が緩やかなプレスラインがある場所 |
◎ |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
△ |
3 |
角度がきついプレスラインがある場所 |
○ |
△ |
△ |
× |
× |
× |
表内用語の説明
- デントサイズ小・・・直径3cm程度までのヘコミ
- デントサイズ中・・・直径3cm以上5cm程度までのヘコミ
- デントサイズ大・・・直径5cm以上10cm程度までのヘコミ
- *丸くないヘコミは、丸いものに見立てて「直径」を考えます。
- 浅い・・・角度をつけて見ないと確認しづらいヘコミ
- 深い・・・正面から見ても確認できるヘコミ
- ◎・・・修復率95〜100% 問題なくキレイに修復できます
- ○・・・修復率90〜100% 状態によっては若干の違和感が残る場合があります
- △・・・修復率80〜90% 若干の違和感が残ります
- ×・・・基本的にお受けできません
◎・○の仕上がりは、ほとんどのお客様に満足していただいている極めて精度の高いレベルです。 なお、△のヘコミのリペアは、あくまでも「完璧」を求める方には不向きと思われます。
なお、上記の内容は、当店が修理を承る際の基準としているものでボディーの材質が一般的な材質(スチール)の場合のものです。一部車種に使われている特殊素材(アルミなど)の場合の詳細はお問い合わせください。
デントリペアをするための手段について
デントリペアには、リペア工具をへこみの裏側までアクセスさせるために以下のような手段があります。
■何も部品を取り外さずに、リペア工具をアクセスさせる
ドアの一部、フロントフェンダーの場合などにあります。
■何らかの部品を取り外し、リペア工具をアクセスさせる
このパターンが一番多く、内張りやテールランプ等を取り外してリペア工具をアクセスさせます。
■部品を取り外しただけではリペア工具がアクセスできないため、
どこかにリペア工具を通すための「穴」を開けてアクセスさせる
まれに、このようなパターンが発生します。なお、穴開けの作業は、事前にお客様のご了解をいただいてから行っています。
何らかの部品(内張り等)を取り外して穴を開けた場合には、部品を元に戻すことによって穴は隠れてしまいますが、以下のような場合、何も部品がないところに穴を開ける必要があるため覗き込むと穴を開けた場所がわかる状態になります。
|
リアクォーターの右のような箇所のリペアは、タイヤハウス内に穴を開けないと工具がアクセスできない場合があります。もし、そのように穴を開けてリペアをした場合には、穴を防水・防錆処理をして直径2cm程度のグロメット(ゴムまたはプラスチック製のフタ)でふさぐようになります。
なお、穴開け作業のご相談の際、このような方法に抵抗がある方はリペアを断っていただいてもかまいません。
|
|
■上記のどの手段でもリペア工具がアクセスできない場合には…
よくできてしまうヘコミの5〜10%程度はこのような状態に当ってしまい、残念ながら基本的にはデントリペアができない状態ということになります。このような場合の大半は、ヘコミの裏側に補強板がある場所で、どのような手段を取ってもその補強板を交わせずに工具がヘコミの裏側まで届かない時です。このような場所の例は、次の項目で紹介いたします。
なお、このような状態の場合、ヘコミの状態(大きさ・深さ)によっては、通常のデントリペアの方法とは違った特殊作業(へこみを引き出す方法)によりリペア可能な場合があります。ただ、リペアの仕上がり具合が正規のデントリペアよりも若干落ちますのでお客様とご相談した上での作業になります。
デントリペアができない可能性のあるへこみの場所
前の項目でもご説明したようにリペア工具がアクセスできない場所のへこみは、基本的にデントリペアができません。その場所の一例が以下のようになります。
- 1.ボンネット先端から10cm程度までの部分
- 2.前方のピラー
- 3.ルーフのサイドレール(ルーフの左右端の部分)
- 4.リアゲートがある車の、ルーフの最後端から前に向かって10cm程度までの部分
- 5.後方のピラー
- 6.ドアの最上部(水切りモール)から、下に向かって5cm程度までの部分
- 7.ドアハンドルのすぐ脇
- 8.給油口のフタのすぐ脇
- 9.片側スライドドアタイプのミニバンの右サイドパネルの一部
- 10.クーペ、コンバーチブル車のリアクォーター(リアフェンダー)上部
なお、これらの場所のリペアの可否は、車種により様々であるため実際に作業に取りかかってみないと判断しかねる場合がかなりありますのでご了承ください。
(C) 2000-2007 Dent Repair Narita, All Rights Reserved.
|