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デント?板金?交換?適切なへこみ修理とは

自分にあった適切なへこみ修理とは

デントリペアの一般的な適用範囲の「金属部分にできた塗装にダメージがない直径10cm程度までのへこみ」を修理する場合、デントリペア以外にもいくつかの手段(修理方法)があります。この項目ではそれらをご紹介しますので、実際にへこみができてしまった際、ご自身にあった適切な手段を取るための参考にしていただければと思います。

■鈑金塗装をする

業者に(一般的な仕上げ重視の工程で)修理してもらう

予算:¥40,000〜60,000程度/仕上がり・満足度:◎〜○

この程度の大きさまでならまず交換作業にはならず、適用範囲はほぼ万能と言えます。
板金塗装の場合、塗装が傷んでいないへこみでも修理工程の性質上、必ず塗装工程が行われます。また、仕上げ重視の板金塗装の場合には、どんな小さなへこみでもパネル全面(ドアのへこみならそのドア全部)を塗装するようになります。
また、板金塗装の料金というのは、塗装をするパネルの面積と塗装の種類によって料金に差は生じますが、へこみが大きくても小さくても料金はあまり変わりません。最近話題のカーコンビニさんなどの板金塗装は、「一連の修理工程を効率化(作業時間短縮)」することによって料金を抑えています。
仕上がりは、パネル全面を塗装するためとてもキレイに仕上がります。一方ネックなことは、修理工程の性質上、年月の経過と共に修復箇所の表面が変化してしまったり、塗装をしたパネルと塗装をしていないパネルとの色違いが多少なりとも起きることです。


業者に(必要最低限の工程で)修理してもらう

予算:¥20,000〜30,000程度/仕上がり・満足度:△

いわゆる「軽板金またはクイック板金」などと呼ばれる方法ですが、一般的な場合との大きな違いは、塗装をする範囲がへこみを修正した部分だけを塗装することです。よって、どうしても塗装の境目で色のムラが出たりするので「補修をした」という痕跡が明確に出てしまいます。
「とにかく安く、目立たなくなれば」と言った方には、適している方法だと思います。


自分で修理する

予算:¥5,000〜10,000程度/仕上がり・満足度:△〜X

最近では、一般向け用の材料道具は簡単に手に入り、その説明紹介を見ると自分でもできるように感じますが、「やらなければ良かった…」になる可能性は非常に高く、また、そうなってからでは取り返しがつきません。チャレンジしてみるのなら、せめて「バンパーの擦り傷」ぐらいにしておいた方が無難です。
「目立たなくなれば」と思う人意外は絶対に手を出さない方がいいです。


■デントリペアをする

業者に修理してもらう

予算:¥10,000〜40,000程度/仕上がり・満足度:◎〜○

詳細については前述した通りになります。
何と言ってもデントリペアの最大の利点は、塗装をしないでキレイに修復できるということです。車の塗装の耐久性は、新車からの状態のままが一番丈夫なのです。また、車を下取りに出す場合、補修塗装をしていない「オリジナル状態を保っている」という車は高査定をされるのでその点からも有効だと言えます(デントリペアでの修理はまず減額対象になりません)。
板金塗装のように万能ではないということがネックですが、よくできてしまいがちなへこみの大抵のものに対応でき料金がリーズナブルという事から考えても、へこみ修理の第一手段として利用する価値は大きいと思います。


自分で修理する

予算:¥5,000〜10,000程度/仕上がり・満足度:△〜X

結論から言うと、通常のリペア工具で押し出す方法でのリペアは技術的に言ってまず無理です。工具自体は、ネット通販で¥10,000前後で購入すること可能です。「ちょっと1本買って廃車の車でも使って練習してみようかな」と思って購入するならまだいいのですが、工具を買って自分の車のへこみを直そうとは思わないでください。できませんので…。
なお、押し出す方法ではなく引っ張り出す方法でのリペアなら一般の方でもリペアは可能です。ネット通販で¥5,000前後で販売されています(探しだせない人はメールをいただければご紹介します)。へこみに引き出し器具を特殊な接着剤で取り付け、それを引っ張り出すことでへこみを修復するというものですが、条件がよければ7,8割方まで直る場合があります。ある程度想像でお解りになる方もいると思いますが、「目立たなく程度にするためのもの」ということです。あまり、細かいことは差し控えますが、「絶対に塗装はしたくない」とか「目立たなくなれば…」といった方には適した方法だと思います。自分で板金塗装してしまうよりは全然いいかもしれません。


■パネル(部品)交換する

業者に修理してもらう(新品への交換)

予算:¥80,000〜150,000程度/仕上がり・満足度:◎

お金はかかっても、絶対に「100%の修復」を求める方にはこの方法しかありません。
部品自体の価格は板金塗装を行う程度の値段なのですが、新品の部品には塗装がしていないので別途塗装代が必要となり、また、部品の脱着・組換え工賃も別途必要になることから高額な修理代になります。


自分で修理する(中古品への交換)

予算:¥10,000〜30,000程度/仕上がり・満足度:○〜△

大きなへこみができてしまった場合や、年式がある程度経っている車の場合などの修理に有効手段がこの方法です。事故などで廃車になった車から厳選した部品が中古品として販売されているので、それを購入し自分で交換するという方法です。
ただ、ネックなことは、2〜3年落ちの新型車・希少車・特殊色の車などはなかなか部品が見つからないこと、同じ色の部品でも色の焼け具合で多少の色違いが出てしまったり、極小さな傷やヘコミがどうしてもあることです(傷やへこみの状態は価格に反映されます)。
入手手段は、中古部品販売業者がインターネットで一般の方向けに販売を行っているのでそれを利用するか、近くの解体業者に問い合わせてみる方法があります(その業者に在庫がなくても他から探してくれる場合もあります)。
なお、交換作業は、自分で車を整備している方であれば何とかなりますが、作業には2人以上の人手が必要になります。また、交換したものをどこかに引き取ってもらう事も忘れてはいけません。

なお、以上説明した内容には、施工者の技術力などは考慮していません。また、上記の「予算」の金額は、ルーフ(屋根)のへこみなどの特殊な修理や高級車の修理には該当しない場合があります。



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